音 に 聞く 高師 の 浜 の あ だ 波 は。 音に聞く高師浜のあだ波や

高師 聞く あ だ 浜 音 波 の の は に

♻ 「高師の浜」は、現在の大阪府堺市の海岸で、「高師」は「(音に)高し」との掛詞になっています。

6
高師 聞く あ だ 浜 音 波 の の は に

👈 現在では残念ながらこの辺りは埋め立てが進み、平安の風雅をしのぶ風情はありませんが、松の姿にこの歌を思い出して見るのもよいでしょう。

19
高師 聞く あ だ 浜 音 波 の の は に

😜 旧熊野街道沿い。 高師の浜(現在の浜寺公園付近)の松が薪や材木として伐採されることを嘆いた歌である。 こういう 陶酔は恋の香水、 すっぴん強要されるおぼえは、ありません・・・でも男子は、香水だの 陶酔だのに走って素顔が見えないヒトじゃ、ダメ。

16
高師 聞く あ だ 浜 音 波 の の は に

🙌 ・・・女なら、バシッと決めてみたいと思いません?・・・カッコ(だけ)つけて女に言い寄って来て、これだけキメればバッチリ、もうオレのもの、みたいな 自己陶酔でこっちを既にもうおいてけぼりにして自分だけ先走ってるのにも気付かないで、「さぁ、早く、おいで」みたいな顔してるイヤなオトコのニヤけた横っ面を、言葉の 平手打ちでピシャーんってはねつける、優雅なる護身術としてのこの袖歌・・・うーん、うっとり。 周りには、高貴でそこそこ魅力的な男性が沢山いて、出会いや誘惑も山ほどあって、それなりに 持て囃されて、アソばれちゃう危険もあるけど、いざという時にはこういう歌できれいにキメちゃえば、男性からの冷やかしも 腕枕も 徒波も、 お行儀よくすごすごと退散して、上品な笑い話になっちゃう。 「も・こそ」はそれぞれ係助詞で、複合すると後で起きることへ の不安を意味します。

13
高師 聞く あ だ 浜 音 波 の の は に

🙃 『小倉百人一首』072 おとにきく たかしのはまの あだなみは かけじやそでの ぬれもこそすれ 一宮紀伊(いちのみやのきい) aka. 【高師(たかし)の浜】 和泉国(現在の大阪府南部の堺市浜寺から高石市あたりの一帯)の浜です。 御子左家は、の子長家がの皇子の邸だった御子左第(みこさてい)を譲り受けたことに始まる和歌の家柄です。 袖が濡れますからね。

20
高師 聞く あ だ 浜 音 波 の の は に

🐝 恋する想いが嵩じて涙を流す ということですね。

6
高師 聞く あ だ 浜 音 波 の の は に

😄 すぐに捨てられて涙で袖が濡れてしまいますよ。 俊忠「人知れぬ 思いありその 浦風に 波の夜こそ いかまほしけれ」 人知れずあなたが好きでした。

9