☺ 名を、さかきの 造 みやつこ と言った。 かぐや姫からの返事を読んだ石作の皇子はめげずに返事を書きました。
三か月ほど経つうちに、人並みの背丈である人になってしまったので、髪上げなどの儀式をあれこれと手配して、髪を結い上げさせ、裳を着せる。
😩 この児のかたちけうらなること世になく、屋の内は暗き所なく光満ちたり。 中将に天人取りて伝ふ。
媼(お婆さん)が抱いていたかぐや姫は、外に出てしまった。
✔ 勢力の盛んな者になった。 率(ひき)いる、引き連れていく。
12『竹取物語』は作者不詳であり成立年代も不明です。
🤑 ついには時の帝までもが「かぐや姫」に恋してしまったその頃、朝廷の支配が及ばない東の国の武装勢力がハイテク集団の持つ高度な技術を奪取すべく、大和国に侵攻。 それを錦の袋に入れて花を結び、かぐや姫の家に届けます。 「この国に生まれたというのならば、(あなたを)嘆かせ申し上げないときまでおそばにいるでしょう。
2「右大臣安倍御主人」• いらっしゃる、おられる、あおりになる。
💙 帝は不老不死の薬を天に一番近い山で焼いてしまいます。 ︎ かぐや姫の誕生 今は昔「讃岐造 さぬきのみやつこ 」という名の男がいた。
おじいさんも「自宅にも帰らず真っ直ぐここに来てくれているし、もうこの人に決めなさい」なんて追い打ちを掛け、いそいそと二人の寝室の準備まで始めてしまいました。
⚑ ・・・燃えました。 『かた時』と のたまふに、あやしくなり はべり ぬ。 それが明確に現わされているのが、月からの迎えの人たちが「かぐや姫」にかける言葉です。
12しかし護衛は無駄だと「かぐや姫」は帝に言った。
💓 する たまふ=補助動詞ハ行四段「たまふ」の連体形、尊敬語。 さあ早く出ていらっしゃい」と言います。
11月の出ているような夜は、(私のいる月を)ご覧ください。
☺ これだけの物語を書けるということは、かなりの知識や教養が必要です。
15敬語を使った翁からの敬意。
✔ 『竹取物語』が本当は怖いとネットユーザーの間で評判です。 奉り=補助動詞ラ行四段「奉る」の連用形、謙譲語。 あたは=ハ行四段動詞「能(あた)ふ」の未然形、(たいてい下に打消しを伴って)できる ぬ=打消しの助動詞「ず」の連体形、接続は未然形 なり=断定の助動詞「なり」の終止形、接続は体言・連体形 たてまつれ=補助動詞ラ行四段「奉る」の命令形、謙譲語。
20さて『竹取物語』が著されたのは平安時代、それも初期の頃のことで、本作は日本最古の「物語」のひとつと言われています。