⚠ 後手もそれほど悪くはありませんでしたが、もう少し戦える方針がないか今後も調べていきたいと思います。 銀取りを受ける必要がありますね。 7九の金は8八や8九を守り、6八の銀は玉の脇を固めるとともに、5九の金へヒモを付けています。
8右金を二段目に上がることによって、上部からの攻めに対しては強くなるので、 プラスとなる局面も多いですが、相手の動きを見てから上がれば良いのです。
🚒 ですが、持久戦になった対局もあるので、そちらを見ていきましょう。 対抗形の居飛車側の囲いについて「は、はや」 という概念が昔から根強く、部分的に度々登場する形ではあったものの、 2017年頃までは、最初からエルモ囲いを目指すということはほとんどありませんでした。 図2 ここで桂馬が跳ねるのも、端攻めではよくある手順ですね。
8相手の美濃囲いは金銀は残ってるものの、端は崩壊です。
🤩 それが、つい最近生まれたのです。 (「玉頭銀(ぎょくとうぎん)」という振り飛車の戦法です。
7さて、これではなにがいけないのでしょうか?現状では、特に問題はなさそうにも見えますね。
🤜 (村田顕弘六段 著)をはじめ、「エルモ囲い」という統一された名称でいくつかの棋書が発売になったのが決め手だったのではないでしょうか。 では、続きを見ていきましょう。 「少し早いかな?」と思いましたが、相振り飛車の場合は、なるべく先行して攻撃したいところ。
1なので、すぐに攻めていきたい場合は、5九金の形のほうがいいかなという感じです。
☕ 前回の最終図 端から攻撃を仕掛けた局面です。 角が6六に移動することにより、左の桂馬が使いやすくなり、桂馬を活用することで、端攻めの戦力が1枚増えます。 前回の最終図 飛車角両取りをウッカリした私ですが、どうしましょうか?「両取り逃げるべからず」という格言もあります。
7金銀の連結が良い• 相手が飛車を取ってきたら、この1手は無駄になってしまいますが、端を睨んでいる角は攻撃の要です。
🌏 角頭を狙われると弱い エルモ囲いは、玉のすぐ左上がという弱点でもあるため、 下図のように銀が出てくるだけで、突破が防ぎづらいです。 それに比べてelmo囲い急戦では、より細い攻めを仕掛けていくことになりますが、コンピュータ将棋の影響もあり細い攻めをつなげる技術は以前よりも格段に上がっており、そのことが新戦術の誕生につながっているとも言えるでしょう。
3それでは、ソフト考案の囲いはどのようなものなのか? そちらを見ていきましょう。
✍ 2019年11月追記:完全に定着した「エルモ囲い」 本記事を書いてからちょうど1年後の2019年11月現在、「エルモ囲い」という名称が完全に定着しています。 (図12)• 相手の方は受けたくても、飛車と歩しか持ってません。
14そのエルモが得意としている形なのですが、最近プロ棋戦でもチラホラと見かけるようになりました。