🤙 デジタルカメラは中判フィルムに憧れを見る? Video: モノクロオンリーながらも約4000万画素センサーを搭載してきたライカM10モノクロームから見えてくるのは、やはり「 高解像度=未来」という傾向。 あるいはお手持ちの(カラーで写せる)デジタルカメラが、少し物足りなくなってしまうかもしれません。
13背面も通常なら「LEICA CAMERA WETZLAR MADE IN GERMANY」の部分は白で入るが、これも黒。
🙏 ちなみに、撮影はシュタインズゲートの聖地である秋葉神社にて。 曇り空にも、たっぷり表情がある。
『ライカ M10 モノクローム』は、本物のモノクロ写真 90年代後半に『M6』を使い出して、そこからライカスクリューマウントをはじめとするライカのレンズにハマった時期がありました。
🙃 クリックで原寸画像をご覧いただけますので、ディテールがどのように描かれているか、お確かめください。 結果偽色は帽子できるものの、画像自体の解像感は落ちてしまう。 これはMモノクローム系で撮っている時と非常によく似ており、色が無いことでより光や影を捉える感覚が研ぎ澄まされていくのが分かる。
3フイルムでもデジタルでも、周辺がズドンと落ちるレンズです。
☺ それに比べると、同じくフルサイズのカラー機であるM9-Pの画像が眠たく思えてしまうくらいだ。
13初代はライカM9-Pの1,800万画素CCD、先代はライカM-Pの2,400万画素CMOSをベースにしていて、画素数もそれぞれ同じだ。
👣 画像素子の検出した互いの色を補完、調整しつつ最終的にカラー写真となるわけだが、その段階で条件によっては本来無い色(偽色)が生まれてしまう。 個人的に、今後のカメラは「クロップ前提の高解像度」あるいは「中判フィルムのような描写」のどちらかに進化するのではないかと予想していますが、本機種はグレインノイズの美しさも含め、後者の方向のために高解像化したような印象を受けています。
2M10と比較すると、ディテールの違いがよくわかりますね。
👉 こちらのサイトが参考になります。 ライカMマウントの数え切れないほどのレンズで楽しむのもよいですが、願わくは一眼レフのシステムにこれを組み込んでくれないだろうか、そんな風にさえ思ってしまいます。 28mmの撮影では、常に最大記録画素数の4730万画素のJPEG形式とDNG形式の両方で記録されます。
そしてこういう写りを手にすると「色がなくてもいいや」なんて思えてくるから不思議なものです。
☣ 写真を撮ることに迷わなくなります。
7作例画像はどうしても縮小したものになってしまうのですが、階調の豊かさが伝わるでしょうか。
🤙 M10モノクロームの階調表現ゆえでしょうか、被写体の質感を描き出す力が抜群だと感じます。 底蓋の取り外しもM型ライカの特徴だ。
8表示切り換えのタイムラグも認識できないレベルにまで低減しています。
☭ 同社カメラの特徴でもあるフィルムシミュレーションは、X-T4と同じ。 カラーフィルターもある種のフィルターには違いないので、それが少なからず画像をシャープさを鈍らせているのは比べて見るとお分かりになるだろう。 これからM10モノクロームに手を出そうという方には・・・新しい世界が待っているとだけお伝えしておきましょう。
17それが衝撃でした。