⌛ 世界保健機関( WHO)によると、現在も全世界で毎年3万5000~5万人が狂犬病によって死亡していると発表されている。
14犬に噛まれた時期は、去年9月ごろだという。
🤘 28 p 61-62:2007年3月号より) 狂犬病の感染経路 狂犬病は、狂犬病にかかった哺乳動物に咬まれた部位から、唾液に含まれる狂犬病ウイルスが侵入することで感染します。
愛知県豊橋市の医療機関を受診した患者が「狂犬病」に感染していたことがわかりました。
👇 今回の豊橋市の例でも、昨年9月に犬に噛まれて感染が確認されたのが5月であり、実に8カ月もの期間をかけて発症に至っている。
18潜伏期は咬まれた場所や咬まれた際のウイルス注入量によって異なるとされ、一般には脳に近い部分を咬まれると発症までが早くなると言われています。
😆 豊橋市によりますと患者は18日、腹痛や嘔吐の症状などを訴え、市内の医療機関を受診しました。
昨年9月ごろ、同国で左足首を犬にかまれたが受診しておらず、この際に感染したとみられる。
❤ 今回の患者さんは左足首を咬まれたということですので、顔などを咬まれた方よりは長い潜伏期となることが多いとされます。
備えあれば憂いなし、ということで長期に狂犬病流行地域に滞在する場合は狂犬病ワクチンを接種しておきましょう。
✍ 狂犬病ウイルスを保有する動物に噛まれたり傷口や粘膜を舐められると、唾液に含まれるウイルスが筋肉から神経末端に入り込み、時間をかけてジワジワと広がり、中枢神経を通り脳に到達する。 曝露後予防でラビピュールを1~4回接種後にKMバイオロジクスによる組織培養不活化狂犬病ワクチン(KMBワクチン)で接種を継続して計5回の曝露後予防を実施した22例の検討において、全例で接種完了から14日後に十分な免疫獲得を認めた。
カテゴリー3の曝露では、既に時間が経過していても接種を開始すべき。