⌚ 1956年春季刊行版の記述に基づく。 繋ぎの仕事を探していたトニーに黒人ピアニストのドクターがアメリカ南部をツアーで周る為のドライバーの仕事を紹介されるのでした。
16ストーリー的には、べつにたいしたことはないとも言えるわけですが、しかしこのように勇気を持って行動してくれた多くの黒人がいたお蔭で、現在の黄色人種たる日本人であっても、アメリカ深南部をそれほど不快な差別にあうこともなく、平気で旅行できるようになったわけですから、ほんとうに頭が下がる思いがします。
🚀 『ビール・ストリートの恋人たち』より。
腕っぷしも強く、トラブルの対処には長けていたトニー。
😁 『グリーンブック』に辛辣な意見をぶつけるメディアの大半は、ピーター・ファレリー(とボビー・ファレリー)が映画で取り組んできたテーマ性をあっさりと無視している。
1375em;height:1em;cursor:pointer;margin-right:. 2018年4月16日閲覧。
👍 一方、トニーは白人の人が泊まれる近くの別の宿で休んでいました。
11本作は賞狙いでお手軽に作られたような類の映画ではない。
✋ 最近のアカデミー賞はひとつの作品が多くの部門を総なめにすることなく、ほどよく分け合うような受賞傾向があるので、極端なインパクトを与える映画は少なめな気がします。
13そんな話をしているとドクターが遅れて会場内のレストランにやって来ますが、レストランに入るのを断られます。
☘ 肌の色や性格も全く違うような2人ですが、そんな2人の車内での面白いやり取りで笑いを取りつつ、演奏会場ではドクターの差別的扱いにカルチャーショックを受けるような作品です。
13だから、当時、ドンシェリーも差別を受けた時どう行動するかを知っていて、差別されても立ち向かわない。