☯ ストーリーはトランスジェンダーの凪沙が新宿のニューハーフショークラブのステージに立つシーンから始まる。 なりたい自分になりたい、本当の自分に戻りたい、『なぜ自分だけが!?』の苦悩に寄り添いたくなる。 【最新公開シネマ批評】 映画ライター斎藤香が現在公開中の映画のなかから、オススメ作品をひとつ厳選して、ネタバレありの本音レビューをします。
10監督は9月3日に日付が変わった頃、. 本作で彼女は、女優としての可能性でも注目をされていますが、バレエの実力がかなり高い点でも注目されています。
😭 ある時、実家の母親から電話があり、親戚の早織(水川あさみ)の娘でありネグレクトに遭っていた中学3年生の少女・一果(服部樹咲)を短期間預かってほしいと頼まれる。 常に片隅に追いやられてきた凪沙と、孤独の中で生きてきた一果。 本作でもその実力を余すところなく見せてくれます。
13やっぱり僕は喋り屋なので、あとはラジオで伝えます。
👈 そしてそれを示唆する演出として、マリアのアトリビュートを表す色である「赤」と「青」両方の装いを身に付けていたわけです。 一果が「娘」として求めていたものを、凪沙は「母親」として与えることができた。
20SNSで『#ミッドナイトスワン大ヒット』を広めていきましょう」と意気込みを語っている。
🙏 視聴後 草なぎさんの演技が素晴らしかったので、様々な場面を思い起こしながら 自分自身の生き方だったり、今までの過去を振り返ったりしていました。 映画祭やSNSでインテリ気取りが唸り議論するだけ。 それは「母親になりたい」という願いの芽生えでもあった……。
9娯楽映画で問題の第一歩を感じれればいい。
💓 逆説的に言えば、 「娘」である一果が「母親」としての凪沙を生み出した。 「娘」が「母親」の「母親」となる。
20この人とは妙に感覚があいます。
😊 まだ胸の奥が痛い。 このコンビネーションがどんな素敵なドラマ模様を魅せてくれるのか、注目ですね(11月からWOWOWプライムで放送)。
5「言っとくけどあんたが学校でなにをしようと、グレようとどうでもいいんだけどさ、私に迷惑かけないでください。
😇 最低限のルールに基づく同居が続く中で、一果はふとしたきっかけでバレエ教室を見つけ、その魅力に惹かれていく。
15フラームは今をときめくたくさんの女優が所属しています。
👏 今後、カイロ国際映画祭パノラマ部門の上映を始め、台湾や香港での公開も決定している。 女性として生きるトランスジェンダーの凪沙と、母親から虐待されてきて愛を知らない少女の一果。 時に煌めいて、弱くて、強くて、優しい。
9そして「受胎告知」の登場人物である 「聖母マリア」を描く際のアトリビュートには、「青」のマント(ヴェール)と「赤」の衣服が含まれているのです。
🤑 第69回Namueクラシックバレエコンクール京都 第2位(2015年)• それは 一果が「自らの命を絶つ」という目的のために海へと入っていったことを示しています。
その一点だけでも、 『ミッドナイトスワン』のラストは「ハッピーエンド」なのか、それとも「バッドエンド」なのかを想像し考察する余地はあるはずです。