⚒ この追加要素のお蔭でカロンの言動に違和感を感じることがより少なくなったと思いましたし、既読の読者も改めて物語を楽しめるポイントになっていると言えます。
今巻『』では転移世界の現地国家や軍勢と遭遇することがなかったので、上記の魅力的な点が薄いように感じました。
✋ 気になる要素の二つ目が九人の騎士という存在です。 毎度のことながら凄く面白いです。
3上記しましたが主要キャラクターや国としてのエステルドバロニアを丁寧に掘り下げて描いてくれたことで、作品に対しての没頭感は増したと思います。
🔥 今巻単独でも十分楽しめますが盛り上がりを考えますと舞台説明、物語の導入部で終わってしまったなと感じた部分があります。 ふと男が目を覚ますと、そこはゲーム内で作り上げてきた魔物国家エステルドバロニアの王城であり、自らの姿は人間でありながら魔物の王である"カロン"そのものだった。
8カロンと配下たちの多分に勘違いや誤解を含んだ主従関係も面白いんですが、 配下同士の横の関係というか交流や、一般国民が指導者としてのカロンをどのように捉えているのかといった点 カロンの寵愛を得ようと軍団長同士が争う描写や、カロンの役に立てるように自ら行動する姿も好きです。
⌛ 目が覚めれば、外は見知らぬ異世界。
4気になる要素の一つ目が、エステルドバロニアの転移とほぼ同タイミングで魔王が復活したということです。
😝 『昏き宮殿の死者の王』『エステルドバロニア』両作品は2020年1月24日より連載スタート! どちらも魅力的な作品なので、ぜひぜひお見逃しなく! カロン女難の相でもあるんじゃないかと思ってしまう。
13「九人の騎士が現れた丘」という場所を異世界にある国家の指導者層が重要に捉えていることを考えるに、九人の騎士というのがかつて何らかの偉業ないしは奇跡を起こしたように思われます。
🌭 もはや浸食や精神汚染とも呼べそうなあの感じ。 カロンの呟きを聞いたエイラが、何かしら行動起こしてくれるか……? いっそエステルドバロニアの癒しであるリーレちゃんの出番かもです(笑) さて、次章も楽しみですが、書籍二巻とコミックの方も楽しみです。 エイラは幼いながらも立派に頑張ってましたが、あの愚王はまったく。
9。
🤩 カロン、バグってね?と最初に思ったが、読み進めていると何というか、蛹というかセミの幼虫でも見てる気分になった、ヤゴでもいいよ 弱い幼虫の外骨格の中でドロドロと中身が少しずつ変容していく恐ろしさといいますかね、カロン自主が自分の変容を自覚してよかったとも思うけど 個人的趣味の話をするなら、どんどん変容して取り返しつかなくなって羽化した中身を見てみたいとも思うけどもね あ、冬虫夏草エンドはごめんやで でももう変容は二度も起きてるから転がった石を止められるとは思えないし、早かれ遅かれ変容は起き続けていくだろうから、今度は変容していく己に恐怖しながらも変容を止められない苦しみもがくカロンの様を楽しみにしてます いやもうほんと、カロンはこれから何に変容していくんだろうね、ろくなもんじゃないのは間違いなく分かるのに絶対美しいぞこれ、めっちゃわくわくする 四章完結お疲れ様です。 軍団ごと転移物の作品が読みたくなったら、ぜひ『エステルドバロニア』に手を出してみてください。
4力に怯えながら、己を欺きながら、進んでいく道の先に、王は何を見るか。