👍 芝居の幕が下りるのと同時に、二人の関係にも幕を下ろそうと決めた茜だったのでした。
11」 「この度、代替わりをなさってあの威勢のいい若旦那さんがお店を継がれましたねぇ。
❤ 青楼オペラの最終回や結末はどうなる？ 不思議な出会い方をして朱音のことを初めからずっと助けてくれてきた惣右助。
「棄捐令」なんて 今の時代の人間にはピンときませんが、近江屋が すぐに傾くってことはない、 と分かって 少しホッとしました。
何とかして茜を諦めてはならぬと足掻く惣右助。
一時入れあげていた吉原の女郎とはすっぱり手を切って、もう大門をくぐることもないのだとか。
傾城夜明英 朱音の活躍を見ていた男2人が、惣右助に「やるなァあんたの女房かい」「別嬪だな」と話しかけてくる。
なんという鮮烈な日々だったんだろう それこそ 一本の芝居を観ていたようだわ しかしどうしようもないことはお互いわかっている…『終わり』なのだ、と朱音は自分に言い聞かせるのだった。
🤟 「なんだって そう容易く 俺の手を離すんだ…！！」 惣右助は朱音と出会ってこうなって、苦しい思いも随分したが一度だって不幸に思ったことなんてなかった。 「娘に妬く馬鹿はいないと思ってる？」 ツンデレの朱音を見て真っ赤になった惣右助は、右手に妻、左手に娘を抱いて嬉し恥ずかしで家に帰るのでした。
気晴らしにお嬢さんと散歩に出るくらいいいじゃありませんか」と言うのは、この店の老女中。
